「肩がズキズキ痛くて夜も眠れない」 「腕を少し動かしただけで、電撃のような激痛が走る」
このような強い痛みに悩まされている場合、一般的な四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)ではなく、『石灰沈着性腱板炎(せっかいちんちゃくせいけんばんえん)』の可能性があります。
石灰沈着性腱板炎とは? 肩の深層にあるインナーマッスル「腱板(けんばん)」の中に、リン酸カルシウムという「石灰(カルシウムの結晶)」が沈着し、急激な炎症を引き起こす疾患です。特に40〜50代の女性に多く見られる特徴があります。
実は、私自身も過去に右肩の石灰沈着性腱板炎を経験しています。 レントゲンを撮ると、関節部分に白くポツンと石灰が写り込んでおり、約3〜4ヶ月ほど腕を動かすたびに激痛が走る日々を過ごしました。 実体験があるからこそ、夜間のうずくような痛みや日常生活の辛さは身をもって理解できます。
なぜ肩の中に「石灰」ができてしまうのか? 本来は溜まるはずのないカルシウムが、なぜ肩の奥に沈着してしまうのでしょうか。
次回の記事では、肩に石灰が溜まる「血流」と「肩甲骨」のメカニズムについて詳しく解説します。
